初心者必見!登山時の服装と最低限揃えたいアイテムとは
「登山の服装って、最初は何を揃えたらいいんだ…」
登山初心者が最初にぶち当たる悩みの一つに、「服装」が挙げられます。
私服で登れないことはわかっていたとしても、「じゃあ何を着ればいいの?安全な服装は?」と迷ってしまいますよね。
何を用意したらいいかわからず、登山計画が先延ばしになっている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、登山好きの管理人・さぶろーが、登山初心者が用意すべき必要最低限の服装をご紹介します。
登山服の基本はレイヤード(重ね着)
登山の服装で重要なのは、「レイヤード(重ね着)」。
重ね着によって山の気候に対応できるほか、汗冷え・低体温症のリスクを避けられるためです。
とくに暖かい時期は、自分でも知らず知らずのうちに汗をかいてしまいます。
汗を逃し、体温を調節してくれる服装で、快適に山を登りましょう。
最低限揃えるべき5アイテム
登山初心者のあなたが最低限揃えるべきは、以下の5アイテムです。
- トップス(3枚)
- ボトムス(3枚)
- 登山靴
- 帽子
- グローブ(2つ)
お店に行って店員さんに「この5つをください!」といえば間違いありません。
それぞれについて詳しくお伝えしますね。
トップス・ボトムスは3枚重ねよう
登山時の服装は、基本的に「3枚重ねる」ことを意識しましょう。
登山服は、基本的に以下の3種類に分けられます。
- ベースレイヤー(汗の吸収)
- ミドルレイヤー(保温)
- アウターレイヤー(防雨・防風・防寒)
この3種類を踏まえ、トップス・ボトムスを選ぶのがポイントです。
トップスのレイヤード
トップスは、肌着(ベース)・フリース(ミドル)・上着(アウター)を用意しておきましょう。
ベースレイヤーは汗を吸収して逃がすための肌着のこと。
夏はもちろん、冬の時期でも着用は必須です。
ミドルレイヤーは体温の調節を目的とした中間着です。
フリースやスポーツウェア等が当てはまります。
冬の時期に着用するインナーダウンをイメージしていただけるとわかりやすいですね。
こちらは季節によって素材を変えて着用しましょう。
また、アウターレイヤーは雨風や雪から身を守る防寒着です。
山は天候が変わりやすいため、季節によって素材を変えつつ、もしもの時のために替えのTシャツやアウターを携帯すると安心ですね。
ボトムスのレイヤード
ボトムスについても考え方は同様です。
- ベースレイヤー:タイツ
- ミドルレイヤー:登山パンツ
- アウターレイヤー:防水パンツ
晴れの日はタイツ&登山パンツ(ベース&ミドル)、暑い日は薄手の登山パンツ(ミドル)のみでもよいかと思います。
ハーフパンツ・ロングパンツなど丈の種類もさまざまですが、初心者の方は動きやすいロングパンツが安心です。
帽子、登山靴、グローブ…小物にも工夫を
登山の服装は、トップスやボトムスの他にも小物の準備が重要。
帽子は日よけ・防寒に必須のアイテムです。
転んでしまった時に頭を守ってくれる役割・雨を防ぐ役割も果たします。
夏の時期、帽子で日よけしたい場合はハットタイプがオススメです。
また、長時間歩く登山においては、靴のチョイスも超重要ポイントです。
アウトドアメーカーにて販売されている登山靴を選べば間違いありませんので、店頭で必ず試着して購入しましょう!
グローブはインナーグローブと防風グローブの重ね付けがオススメ。
「軍手で十分!」と言う方もいらっしゃいますが、暴風雨でぐっしょり…なんてことを避けるためにも、こちらも重ね付けを意識してくださいね。
観光登山は普段着でOK
ここまで初心者の登山時の服装についてお伝えしました。
ただ、観光でサクッと登れる山であれば、普段着(動きやすい服装)や軽めのスポーツウェアでも十分です。
「まだ本格的な山に挑戦しなくてもいいかな…」と感じた方は、観光がてら楽しめる登山をオススメします。
また、軽めの登山であれば、ファッションも楽しみつつの山登りが可能。
オシャレな登山服も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
普段着で挑戦できる山
管理人・さぶろーがオススメする、普段着でも挑戦できる山は次の2つ。
- 安達太良山(福島県)
- 高尾山(東京都)
安達太良山は本格的な登山スポットですが…、なんとこちらは一気に山の中腹まで登っていけるロープウェイがあります。10分間の空中散歩で、山の景色を存分に楽しめるんです。
ロープウェイは、「登山に挑戦したいけど、まずは山の景色を楽しんでから…」という方にオススメ。
高尾山は言わずと知れた登山スポットですよね。
1号路は舗装された道が続きますので、体力に自信のない方でも安心です。
いずれも普段着でOKとはいえ、もしもの時のために雨具は用意しておきましょうね。
おしゃれな登山服
軽い観光登山であれば、オシャレも楽しめます。
管理人・さぶろーのオススメは、スポーツブランドのカラフルなウェア・ウィンドブレーカーです。
動きやすさ・通気性のよさが保証されていますし、アウトドアブランドで購入するよりも安価で手に入ることも。
また、先ほど「初心者の方はロングパンツがオススメ」とお伝えしましたが、慣れてきたら「ハーフパンツ&レギンス」、「スカート&レギンス」でオシャレを楽しむのもいいですね。
各アウトドアメーカーからは、オシャレを楽しむためのラインも続々販売されています。
オシャレをすると山登りのモチベーションも上がるはず。
まとめ
登山の服装の基本はレイヤード(重ね着)です。
最低限必要な5アイテムを揃えて、安全・快適に登山を始めましょう!
登山に慣れてきたら、オシャレを楽しむのもいいですね。
各スポーツブランド・アウトドアブランドであれば品質は担保されていますので、店頭で好みのアイテムをチェックしてみてください。
また、実際に登山を開始する際は計画立てがとっても大切です。
登山計画の立て方については「初心者でもムリのない登山計画の立て方」をご覧くださいね。
それではまた。
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